シリコンモールドの使い方

モールドが硬くて取り出しづらい場合

多くのモールドはアロマストーンであれば問題ありませんが、キャンドルではモールドから抜き出す際に折れてしまったり欠けたりして上手く抜き出すことができないものもございます。


その場合にはモールドを作品の目立たない位置にはさみで縦に切込みを入れてください。
イメージとしては縦半分に割っても良いですが、少しでもモールドがつながっている部分がある方が繋目をきちんと合わせやすく、作品の見栄えを守ることも出来ますので、まずは半分に割る前に切込みでお試しくださいませ。

綺麗に割れなくても切り口がギザギザしているとモールド同士をぴったり合わせやすくなります。もし作品への影響が心配な場合にはまっすぐハサミで切込みを入れてください。

また、切込みを入れたモールドは材料の漏れ出しを防ぐために強力ガムテープもしくは輪ゴムなどで繋目を合わせてご利用くださいませ。

強力ガムテープはどんな用途で使えますか

・モールド同士の貼り合わせに
エースクロスは超強力ガムテープです。通常のガムテープでは貼ってもモールドから剥がれてしまいますが、エースクロスはモールド同士を密着させてくれ、材料漏れを防いでくれます。
セパレートタイプのモールドや半分に割ったモールドは必ず材料漏れを起こします。
輪ゴムで固定することも可能ではありますが、しっかり固定させようとすると歪みが出て残念な作品になることも実は多いのです。
セパレートタイプや半分に割ったモールド、切込みを入れたモールドに繋目をしっかりと合わせた上でエースクロスを貼って頂くとほぼ材料漏れはありません。

モールドを密着させるのが難しい場合も、まずは繋目にぐるりとエースクロスを貼って隙間を埋め、補強の意味で輪ゴムで歪まない程度に止めて頂くと上手く仕上がります。

・モールドのお掃除に
シリコンモールドはゴミが付きやすい商品でもあります。
その為、RULI・MOCOでは出荷前の梱包作業時に、ほとんどすべての商品でエースクロスを使ってごみ取りをし、丁寧に検品をした上で出荷をしております。
作品作り後のお掃除にも活躍してくれますので是非お試し下さいませ。

ポリカーボネートの材料漏れについては下記で説明をしておりますのでご覧ください。

 

キャンドル芯はどのように通せば良いですか

キャンドル芯を通すには2種類の方法があります。


A.先に芯を通しておき、割箸等で芯を固定しておく方法(底が厚めのモールド向き)
B.固まる前に楊枝や竹串で穴を確保しておき、キャンドルが固まって脱型してから芯を通す方法(底が薄いモールドや芯穴のないポリカ向き)


Aの方法について
芯の通し方としてはこちらが一般的です。底が厚めのモールド(おおよそ3mm以上~)に向いています。芯の穴を確保する手間がないのが利点です。
モールドに竹串などで芯を押し通し、芯を貫通させます。
モールドに割箸を渡し、そこへ芯を挟んで固まるまで固定しておきましょう。
また、芯を浮かせて固定できるセンタリングも販売しております。是非ご利用ください。

Bの方法について
この方法は薄型モールドのなうな薄いモールドと、キャンドル芯用の穴が開いていないポリカーボネートなどに向いている方法です。特に薄いモールドにAの方法では芯を差し込む際に引き裂きによりモールドの破損に繋がる恐れがあります。

この方法では、楊枝や竹串などの先でモールドを傷つけないように、おしりのとがっていない部分を下にしてモールドに立てます。そのため、竹串や楊枝が自立できるほどある程度固まってから行うようにするか、Aと同じように割箸で挟んで固定しておくのが良いです。
完全に固まりきる前に抜き取ります。完全に固まった後に抜き取るのは非常に困難です。もしもうっかり完全に固めてしまったら、ペンチなどで挟んで回し取ってください。(力の方向が偏ると中で折れてしまいますのでご注意ください)
後から穴を広げようとするとキャンドルが割れる恐れがありますのでしっかりと底まで付けるように注意してください。

ポリカーボネートの繋目や芯を通す穴から材料が漏れる

ポリカーボネートはセパレートタイプは特に漏れが起こりやすい商品です。まずは輪ゴムやネジなどで固定し、繋目は必ず粘土で留めてください。
また、キャンドル芯を通す穴からも材料は漏れ出しますので、こちらも粘土で留めて下さい。
キャンドルを流す前にシリコンスプレーのご使用をお忘れなく。

モールドの厚さが均等でないので仕上がりに影響が出てしまいます。どうすれば良いですか?

海外で作られたもモールドは作りが荒いものもございます。
作品に影響が出る場合には、厚紙などを敷いて厚みを調整してご利用頂きますようお願いします。
厚みが不均衡な場合の返品交換は行っておりませんのでご了承の上お買い求めください。

何度も使っているうちにモールドの型外れがあまり良くなくなってきたように思います

モールドは消耗品です。化学反応を起こすレジンやアロマストーン、熱いものを入れるキャンドルなど、使う度に少しずつ劣化します。型から取り出せなかったり、作品の仕上がりに影響が出るようになってきたら交換時です。

シリコンモールドのお手入れ方法を教えてください

シリコンモールドに付着したごみは、エースクロスをお勧めしています。

通常のガムテープでは、シリコンモールドのごみは取りづらい傾向にあります。そのため、多くのテープを使うことになり不経済です。
強力ガムテープは少し高めですが必要経費と割り切って使うと良いでしょう。
直射日光や高温、低温はモールドを劣化させますので、常温の日の当たらない場所に保管して下さい。

材料が繋目に入り込んでしまった場合には、強力ガムテープで取り除いてください。

キャンドルは排水溝に流すと詰まる恐れがございます。排水溝には絶対に流さないようご注意下さい。

シリコンモールドの色が写真と違うのですが

当店で販売のシリコンモールドは基本的にランダムカラーとなっております。基本の色がホワイト、ピンク、グレーなどとなっており、ごく稀にグリーンやブルーなどの他の色となる場合がございます。作品にするための不具合はございませんのでご理解の程よろしくお願い致します。

 

シリコンモールドは返品できますか?
当店では配送前に検品を行っておりますが、到着した時点で欠品、欠陥がございましたら到着後7日以内の商品に限り返品もしくはご返金保証をさせて頂きます。

ライン、またはインスタグラムからお問い合わせください。(土日祝日は休み)
メールでもお問い合わせ頂けますが、返信が遅れたり、届かない場合もございます
ご到着後7日を過ぎたもの、イメージ違いなどでは返品や交換はお受け致しかねます。
また、稀に到着後すぐに確認できないであろう商品もございます。
その場合には当社の選定によりご到着後1カ月まで保証をさせて頂きます。
それ以降の商品につきましては、いかなる場合においても対応を致しかねます。到着後なるべく早くお客様にてご確認を頂きますようお願い致します。